洗面台 蛇口の ホースが 破れて 水漏れ | 札幌市 厚別区 もみじ台東 |洗髪水栓の交換
今回は、水道凍結した結果による蛇口の破裂トラブルについて、洗面台の洗髪水栓本体交換作業の事例をご紹介します。
洗面台 蛇口の ホースが 破れて 水漏れ | 札幌市 厚別区 もみじ台東 |
厚別区のお客様から蛇口の破損と水漏れについてご相談を頂きました。
どうやら、長期間空家状態にされていた家に久々に戻ってこられたようで、水道を開通した後に大惨事になったとのことでした。
誰も生活していない建物の蛇口が突然破損するということは考えにくいため、水落としが不完全で凍結して破裂しまったのでは…と懸念しながらお客様宅へ向かいました。
お客様宅に到着し、状況を見させて頂きながら詳しくお話をお聞きすると、2年ほど空家状態だったそうですが、空家にする前にはご自分で水落とし作業を行い、今回戻って来られて水道を開通されたのもお客様ご自身だったということでした。
水道開通後、洗面台の方からすごい音がして床に水溜りが広がってきたので、すぐに再度水を落としたようでしたが、水を止めた時にはもう、他の部屋や廊下の方まで水が広がって大変だったそうでした。
蛇口や水道の凍結
水道の水落とし作業をまったくすることなく長期間空家状態が続いてしまうと、あちこちの水道管が凍結・破裂してしまっていてもおかしくはありません。
そして、水道管と同様に、蛇口の本体内に水が残っていると蛇口自体も凍結することがあります。
その結果、蛇口本体や内部部品の変形や破損も起こることがあります。
蛇口や水道管が破裂してしまった状態では水は噴き出しませんが、ひとたび水道を開通させると、破裂箇所から勢いよく水が噴き出して大変な事になってしまいます。
水道を開通させる際は、テレビやラジオなどを消して静かな状況で行い、一気に開くのではなく少しずつ開通していき、どこかで水が噴き出るような音がしないかどうか耳を澄ませながら行うことをお勧めします。
もし普段聞きなれない音がした場合は、すぐに水抜栓を閉じて、全ての水まわりを確認しにいきましょう。
今回のお客様はご自身で水落としをされたとのことでしたが、しっかりと落としきれていればトラブルにはならなかったはずなのですが・・・
収納内で噴き出していました
収納内で噴き出したという洗面台の蛇口がこちらです。
シャワー部分とレバー部分の2つで構成されるタイプの洗髪水栓と呼ばれる蛇口ですね。
シャワーホースが内部に収納されていて、シャワーヘッドを引っ張り伸ばして使用できるのでとても便利です。
では、洗面台の収納の中を…覗いて見るとぉぉぉ!?
水道と蛇口の接続部分、蛇口のホースが完全に破れてしまっていました。
写真には銀色の3本のホースが移っていますが、一番右側の蛇腹状のホースはシャワーホースです。
手に持っている2本のホースは蛇口本体から伸びてきている給水・給湯用のホースで、今回破裂してしまったのはお湯側のホースでした。
水側のホースは正常に接続されているので比較できるのですが、破れてしまった部分は、止水栓と呼ばれる元栓に接続される箇所でした。
水落としにひと手間必要な箇所
同じ写真ですが、蛇口と水道のつなぎ方がこのようになっていると、水落としをする際はひと手間必要になります。
水側もお湯側も、水道管との接続部から下方向にホースが接続されていますので、ホースは下方向にループしたあとに、上にある蛇口へと向かっていくことになります。
このようなUの字になってしまっていると、水抜栓を操作して蛇口を開いただけでは洗面台へ来ている給水管も蛇口のホースもシャワーのホースも蛇口本体も、水が落とせません。
この構造の場合は、止水栓と(今回破れてしまった部位)ホースの接続部を水・お湯共に一度外して、洗面台へ来ている給水管内部の水とお湯を抜き、シャワーのホースも一度外して収納内の3本のホース内の水・お湯を完全に抜く必要があります。
こうして文章にするだけでも、やることがいくつもあってわかりにくいですよね。
何かを外す度に水が出てきますので、洗面器などを受け皿にして水を受け止める必要がありますし、垂れた水を拭くためのタオルも用意した方がいいです。
建物内の水落としをする際、洗面台やキッチンの収納内までしっかりと水落としをする必要があることをご存じない方は沢山いらっしゃいます。
今回のお客様も、「水抜栓を閉めてそれぞれの蛇口のレバーを開けば全部落とせるものだと思っていた」とおっしゃっていました。
業者に頼らずにご自分で水落としをされる方は、こういった水の落とし残しがトラブルの原因となってしまいます。
洗髪水栓の交換作業
破れたのはお湯側のホースだけですが、2シーズンもの間、破裂するくらいの凍結を繰り返したわけですから、水側のホースやシャワーホースや蛇口本体も、破裂はしていなくとも凍結しては溶けてをくりかえしたことになります。
水は凍ると体積が増えるため、密閉された水が凍結してしまうことで破裂が起こるのですが、完全に破れなくとも膨らむことにより製品が変形して水漏れなどの不具合を起こすことがあります。
今回のお客様はこれからこの家に戻られて長く生活されるご予定で、不安要素を残したまま使い続けるのは避けたいということで、洗面台はそのままで蛇口本体を新しくするという修理をご希望でした。
既設の蛇口を取り外し、
長年の蛇口が設置されていた水垢跡もキレイに掃除してピカピカに、
新しい蛇口を設置して、
収納内で水・お湯を接続して完成です!
収納内の水落としの仕方も実演して覚えて頂いたので、この蛇口は今後凍ってしまうことはないでしょう!
ついでに…
「2階にも洗面台があるのだけれど、そっちの蛇口も新しくして!」と追加のご依頼がありました。
水漏れは起きてないようですが、今回のことで不安に思われたのかと思います。
勢いで一緒に替えちゃおう!といったノリのような発言のように感じましたので、後々後悔して欲しくはありませんし、お客様は交換したいとご希望なのに本当に余計なおせっかいではありましたが、こちらも交換する必要があるのかどうか、1階と2階の洗面台の使用頻度をお聞きしながら蛇口の状態を見させて頂きました。
特に水漏れは起きていませんし、まだまだ使えるとは思いますが、メーカーが製造終了してからだいぶ年数が経っている蛇口である点と、シャワーヘッドの切替操作がうまくできないという不具合が見つかりました。
これから長く住まれることを考えると、我慢できない不具合が起きるまで使い続けて交換するか、今前倒して交換しておくかの違いしかないので、お話の結果、お客様のご希望は変わらず、新しい蛇口へと交換させて頂くことになりました。
作業内容は同じす。
外してピカピカにして、
取付けて、
接続して完成です。
何回呼んで頂いても
アリー便利サービスは、対応エリア内であれば出張費を頂いておりませんので、今回のように一度に複数の修理をご用命頂く場合でも、別日に分ける場合でも、お客様にお支払い頂く料金は『作業費と材料費』のみですから、違いはありません。
近くから駆けつけるのですから、出張費を頂かない分、遠慮なく何度でも気軽にご相談くださーい \(^o^)/
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