屋外散水栓から水漏れしている | 江別市 見晴台 | 水抜栓と立ち上がり管の修理
今回も積雪前や春先によくご相談頂くトラブルと施工事例のご紹介です。
屋外散水栓から水漏れしている | 江別市 見晴台 | 水抜栓と立ち上がり管の修理
江別市のお客さまからお電話でご相談を頂きました。
水道メーター検針の方に漏水の指摘を受けたとのことで、屋外散水栓の根元から水漏れがあるので見に来て欲しいというご相談でした。
ご都合をお聞きして後日お伺いしました。
前回、別の施工事例のご紹介をさせて頂きましたが、その水抜栓と全く同じ型式の水抜栓でした。
元々は黄色い透明な樹脂の持ち手がついていたレバー部分が折れてしまったので、
水落し操作がしづらいので改善したいというご希望と、
蛇口の下のジョイント部分から常に水が漏れていたようで、水道料金が上がってしまったという症状でした。
今起きてしまっている状況と劣化具合について、それぞれの不具合についての修理方法について、部品交換による修理と水抜栓本体交換工事とのメリット・デメリットについて、お客さまにご説明させて頂きました。
この水抜栓は今から40~50年前に北海道水道機材というメーカーで造られていたもので、すでに廃番となって長く経っていますが、形の異なるレバーが現行代替品として販売されていますので、今回は本体交換はせず、レバー部分の交換を行うことになりました。
また、水漏れトラブルに関しては、ステンレスの立ち上がり管のジョイント部品とその上のL字の鉄管部分の劣化によるものでしたので、ジョイント部と蛇口までの間を新しい配管部材にて配管し直すことになりました。
修理開始
まずは操作レバー部分の方を。
既存のレバー部品を分解して取り除き、シャフトと呼ばれる内部の長~い軸棒と先端のピストンを取り出します。
今回はピストンやパッキンの交換は行わないことになりましたので、シャフトの長さを調節した後、ピストン部分にしっかりと潤滑剤を塗ってシャフトを戻しました。
潤滑剤を塗ることで、水抜栓内部での動きがスムーズになるので、レバーの動きが柔らかくなります。
逆の表現をすれば、設置されてから定期的にメンテナンスを行わないでいると、次第に潤滑剤がなくなり、ピストン部分の動きが渋く・重たくなり、その結果、レバーの動きも固くなり、そのまま頑張っていると…
プラスチックなどの樹脂でできているレバーはもちろん、金属製のレバーでさえ、その固さに耐えきれずに割れてしまうことがあります。
そういった破損状況は他の施工事例でご紹介しています。(下の方にリンクを貼っておきますので是非ご覧になってみてください)
レバー部分が破損してしまうと、水を落とすことができなくなるだけでなく、内部のシャフトやピストンを押さえることができない状態になりますので、最悪の場合、水の圧力に負けてシャフトごと吹き飛んで水柱が立ってしまうことも・・・起こりえます。
スムーズに動くようになったシャフトにレバーを連結して水抜栓本体に取り付けてレバー交換は完了です!
続いて、蛇口立ち上がり側の修理です。
ジョイント部品と、ジョイントがついていた部分のステンレス管末端部分は変形していて再利用は再トラブルのもとでしかないので、少し下の位置で切断して取り除いてしまいます。
切断面のバリをしっかりと取って、ステンレス管用のジョイント部品を取付け、鉄管は使用せず、ジョイントと同じ砲金素材の部材で配管して蛇口を取付けます。
このあと、通水して水漏れがないことを確認して、銀色のペンキを塗ることで砲金の金色が目立たなくなるのですが、
屋外の作業の後、キッチンの蛇口修理も追加でご依頼頂き、そちらが終わったときには外はもう暗くなってしまっていて…
一応写真は撮りましたがわかりづらい写真でしたので、参考のために他の事例での写真を載せておきます (^-^)
ペンキを塗る前の外観イメージ
ペンキを塗った後の外観イメージ
DIYは可能ですか?
という質問を頂く機会がたまにあります。
蛇口のパッキンの交換など、水道に関する専門的な知識や特殊な工具をあまり必要としない内容であれば、業者に頼らずご自分のお家のことはご自分で、という考え方に対して、当店は大いに応援しておりますが、作業の内容によってはお勧めできないものがあります。
今回ご紹介したステンレス管用のジョイント部品などは金物屋さんやホームセンターなどの量販店にはまず置かれることがない特殊な部材なので、一般の方が入手するのは難しいという点と、水抜栓の分解やステンレス管の切断といった作業にはそれなりの知識と工具が必要である点から、今回ご紹介したような内容に限ってはご自身でDIYで修理されるのはお勧めしておりません。
また、漏水により水道料金が上がってしまった場合の減額申請は、DIYでの修理では申請が通らないことがありますので、注意が必要です。
水道部(水道局)指定の工事店による修繕と、指定工事店から水道部への修繕報告が必要となりますので、お困りの際はアリー便利サービスにお気軽にご相談ください。
ご相談頂く際は、この施工事例で載せている写真のように、トラブルの起きている場所の写真も一緒に送って頂けると大変スムーズにご案内が可能となりますので、ぜひ写真をよろしくお願い致します。
他の水抜栓レバー部の修理事例はこちら
→ 屋外水抜栓 破損 して 水落しできない! | 江別市 元江別 | 部品交換にて修理しました!
→ レバーが取れて水落しできない! | 江別市 野幌美幸町 | 水抜栓レバー上部交換修理
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