賃貸物件 の 空室 管理 色々とご依頼頂きました | 札幌市 豊平区 南区 北区 | 水漏れ修理
今回は賃貸物件を管理されている大家様・管理会社様方からご相談頂いた、水まわりのトラブル修理についてご紹介します。
賃貸物件 の 空室 管理 色々とご依頼頂きました | 札幌市 豊平区 南区 北区 |
当店は、不動産仲介の会社様や物件管理会社様、個人の大家様からも様々なご相談を頂いております。
空室にこれから入居者が入るので、ご入居までに傷んでいる所を修理して欲しいといったご相談や、トイレに温水洗浄便座が付いていないので入居者の希望で温水洗浄便座を新設したい、といったご相談が多いですね。
今回は、それらのご依頼の中から、いくつかの修理事例をご紹介したいと思います。
札幌市豊平区 ご入居者有 トイレの水漏れトラブルの事例
こちらは個人の大家様からのご相談でした。
水道検針の際に漏水の指摘を受けたご入居者から、トイレで水漏れしていると大家様に相談があったとのことでした。
大家様は物件から遠く離れた場所にお住まいなので直接見に行くことができないそうで、代わりに現場状況の確認と修理の見積りをお願いしたいというご依頼でした。
ご入居者の連絡先をお聞きして、訪問日時を決めて、後日現場へお伺いしました。
ご入居者にご挨拶後、屋外の水道メーターで漏水しているかどうかの確認をしました。
確かに一定量の水が常に使われているようでしたので、問題視されているトイレに向かいました。
タンクのフタを開けてみると、
タンクの水量が既定の量を超えて溢れているのにも関わらず、水道からはチョロチョロと水が補給され続けていました。
タンクの横の止水栓で水を止めて、再度屋外の水道メーターを確認すると、水の使用を示すパイロットの回転がピタッと止まっていましたので、今回の漏水はトイレの水漏れのみが原因であったことがわかりました。
タンクの内部部品を一通り確認して、今までの一連の状況と、経年の劣化により水漏れを起こしてしまっていたボールタップという部品のみの交換で修理が可能であるということを、電話で大家様にお伝えしました。
車に常備している汎用品のボールタップで交換が可能でしたので、電話でのお話で見積りにご了承を頂けましたので、そのまま交換作業に移りました。
およそ10分程で交換作業と通水・水漏れがないことの確認が完了しました。
今回は水道料金が上がってしまっていましたので、水道料金の減額を申請のために修繕報告書を水道局へ送付しました。
市に許可を得ている指定工事店でなければこの申請はできません。
指定工事店以外の業者に修理を依頼された場合や、ご自身で部品を購入してご自身で修理できた場合などでは、減額はしてもらえないので注意が必要です。
大家様に修理の完了報告をして無事トラブル解決となりました。
札幌市南区 ご入居者有 浴室混合水栓 不具合修理の事例
こちらも個人の大家様からのご相談でした。
ご入居者からお風呂場の蛇口が固くて水漏れしやすいと相談を受けたとの事で、一度見に行って詳しく調べて欲しいというご依頼でした。
ご入居者の連絡先をお聞きして直接訪問日時についてお話をして、後日お伺いしました。
ご挨拶の後、浴室の蛇口を見させて頂くと、
壁付タイプの2ハンドルシャワーの混合水栓でした。
試しに水のハンドルとお湯のハンドル、シャワーにしたり吐水パイプにしたりと、色々と操作してみましたが、特に使いづらい点も固いという感じも、水漏れもありませんでした。
ということは・・・
私とご入居者の方とで使い方などに違いがあるという可能性が出てきます。
ご入居者の方に実際にいつも通りに蛇口を操作して頂いて、このご時世なので距離をとって、少し離れた場所からその様子を見させて頂いて、ご入居者の方が感じておられる不具合を理解しました。
2ハンドルの混合水栓は水やお湯のハンドルを横回転させることで出したり止めたりしますが、腕の力や握力が弱まってしまっている方にとっては、ハンドルを回して閉めるのも大変な作業に感じるようでした。
ハンドルをキュッと閉めることができないため、中途半端な閉じ加減になり、ポタリポタリと水が垂れるように漏れてしまうという状態でした。
念のため、お部屋全体の水を止水して、蛇口の中のパッキンも確認しましたが、パッキンの劣化で漏れている様子はありませんでした。
一旦車に戻って大家様に電話です。
特に蛇口に傷んでいる所はありませんでしたが、ご入居者の方にとっては非常に使いづらいハンドルタイプの蛇口だったため、手の力の関係でしっかりと蛇口を閉めることができていないという点をご報告しました。
横回転のハンドル式の蛇口から、指一本でも操作できる上下レバー式の蛇口に本体交換するという方法もありますが、予算を抑えたいという大家様のご希望に合わせて、形状の異なるハンドルへの部品交換という方法をご提案しました。
電話で見積り金額をお話して、ご了承頂けましたので、車に常備している部品を使用してそのまま交換作業を行いました。
交換後がこちらです。
横回転で開けたり閉めたりという操作自体は変わらないのですが、ハンドル部分に柄が付いているので、柄の部分を指で横方向に押すことで、少ない力でハンドルを回転させることが可能になります。
ご入居者の方にも実際に操作して頂くと、とても楽になったと喜んで頂けました。
大家様に作業完了の報告をして、無事トラブル解決となりました。
札幌市北区 空室 キッチン混合水栓 部品交換修理の事例
こちらは多くの賃貸物件を管理されている管理会社様からのご相談でした。
入居者は決まっているけれども現在まだ空室状態の一室で水栓の水漏れトラブルがあるので、ご入居前に修理して欲しいというご依頼でした。
管理人の方にエントランスとお部屋を開けて頂いて、現場に到着しました。
空室への訪問で立ち合いがない場合、何かしらの方法でお部屋まで入れるように事前にご案内や手配をお願いしております。
壁付タイプの2ハンドル混合水栓でした。
管理会社様からお聞きしたお話では、あちこちから水が漏れるということでしたので、水のハンドル・お湯のハンドル・吐水パイプと全ての操作箇所を実際に動かしてみて水漏れの状態を詳しく確認しました。
水が漏れていた箇所は3か所あり、水のハンドルの内部・お湯のハンドルの内部・吐水パイプの付け根、でした。
お部屋の大元で止水を行い、ハンドルを外して内部部品を取り出し、
一緒に吐水パイプも取り外しました。
ハンドル内部の水漏れは、ハンドルの下から取り出したスピンドルという部品に付いているパッキンの劣化によるものでした。
1つのスピンドルには上下に2種類のパッキンがあり、上の三角パッキンが劣化するとスピンドルの上から水が湧き出てハンドルの内部から漏れているように見えます。
下のコマパッキンが劣化すると、ハンドルを閉めても水の止まりが悪くなり、吐水口からポタポタと垂れるように水漏れが起きます。
ちなみに、ポタポタを止めようとハンドルをギューッときつく閉めてそのまま使い続けてしまうと・・・コマパッキンはどんどん潰れて、スピンドルにも負担がかかり、ネジ山が削れてしまい、最終的にはネジ山が無くなり、ハンドルが空回りして水を全く止められなくなります。
今回は、コマパッキンやスピンドル自体もだいぶ摩耗しているようでしたので、スピンドル一式(コマパッキン付きのスピンドルに、三角パッキンと固定ナットがセットになっているもの)の交換修理をご提案しました。
吐水パイプの付け根の水漏れは、これまた形状のことなるUパッキンの劣化によるもので、Uパッキンを交換して解決しました。
ハンドルを戻した写真を撮り忘れてしまいましたが、内部部品交換なので外観は一枚目と全く同じです…。
パッキン1箇所とスピンドル一式2箇所を交換して水漏れは無事なくなりました。
管理会社様には作業完了の報告と、作業写真を送信して無事トラブル解決となりました。
ぜひご活用ください
これを書いている私自身も賃貸物件に住んでおりますが、年数が経過するにつれて水まわりもそのほかの設備も少しずつガタが出てしまいますよね。
水道凍結や排水の詰まりなどといった、使用者に責任があるトラブルについては入居者負担で修繕を行うというのが一般的ですが、経年劣化が原因のトラブルについては、ほとんどの場合がその物件を所有している大家様や管理会社様が費用を負担して修繕を行うと思います。
ご紹介した事例のように、所有する物件から離れた場所に大家様や管理会社様がある場合、実際に現場に立ち会うのも困難な状況も多いかと思います。
そういった大家様・管理会社様の代わりに当店スタッフが現場に訪問し、必要があればご入居者の方への説明やケアを行い、トラブルの原因調査と修繕方法のご提案、見積りと実際の作業を一括して承ります。
車に常備している材料で即日修理が可能な内容の場合もあれば、部材を取り寄せる必要があり後日対応となってしまう場合もありますが、ご入居者の方にお待ち頂く間の応急処置や説明によるフォローも、実際に訪問した際に行う方が的確に行う事ができると思います。
もちろん、立ち会って頂いて、作業している所を見て頂いても結構ですし、ご入居者の方への接し方をチェックして頂いても構いません。
立ち会って頂いた方が、直接お話できるので短い時間で的確に状況をご説明することが可能なので、可能であれば立ち会って頂くことをお勧めします。
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札幌 江別 の水漏れ つまり 水道トラブルは
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