江別市 上江別東町 トイレの不具合
今回は、賃貸アパートで起きたトイレのトラブルの修理事例をご紹介します。
江別市 上江別東町 トイレの不具合
江別市のお客様からメールにて、トイレの不具合修理についてお問い合わせを頂きました。
何回かのメールのやり取りにて詳細をお聞きしました。
賃貸アパートにお住まいで、入居して1年程、その日突然トイレのレバーを回してもトイレが流せなくなってしまったとのことでした。
日曜日で管理会社さんにも連絡がつかず、どこに修理をお願いしたらよいか、どれくらいの費用が必要なのか…とお困りのようでした。
賃貸のお部屋にお住まいということで、経年の劣化などによる部品のトラブルであれば、管理会社さんに相談したいというご希望でした。
しかし、ちょっとした修理くらいであれば、わざわざ数日待ったりはせずに、自分で支払ってでも直したいとのことでした。
メールでの説明だけではトイレの状況が不明確でしたので、まずは実際にトイレの状況を見させて頂く事に。
当店は出張費も見積り料金も頂いておりませんので、訪問後、状況を詳しく見させて頂いた上で、詳細なお見積りをし、その後どうされるかをご判断して頂くことができます。
トラブル状況の点検
訪問後、トイレを見させて頂くと、確かにレバーを操作しても何も手応えがありませんでした。
一度止水をし、タンクのフタを取り外すと…
レバーにセットされている鎖が、ただぶらーんと垂れているだけで、どこにも繋がっていませんでした。
この状態ではレバーをいくら回してもタンク内の水は流せません。
腕をタンク内の水に入れて、タンク内の水を抜きました。
この鎖はタンクの底に見える黒いゴム玉(フロートバルブと呼ばれています)に繋がっています。
先程はゴム玉を手で持ち上げて水を流しましたが、本来は鎖がゴム玉に繋がっていて、レバーを操作するとゴム玉が持ち上がる仕組みになっています。
ゴム玉を取り外して詳しく調べます。
ゴム玉には鎖が留め具がついていた跡が、鎖には留め具が拡がって外れた形跡が確認できました。
ゴム玉自体はツルツルで大変新しそうな印象でしたので、恐らく、お客様のご入居に併せて交換された新品だったのだと思われます。
鎖の留め具は金属製ですので、そんなに簡単には曲がらないのですが…
状況をお客様に確認して頂き、留め具をゴム玉に再度固定したら修理完了であること、ほんの数分で終わる事、部品交換も必要ないので、作業料金のみで解決出来ることをお話しすると、修理のゴーサインを頂きました。
ペンチは必要ですが、ゴム玉に鎖の留め具を止め直し、タンク内にゴム玉を設置し直して修理は完了です。
鎖はなぜ外れたのか…
鎖が外れる前の状況を見ていないので、あくまで推測でしかないのですが…
ゴム玉とレバーを結ぶ鎖、この鎖は少し余裕を持たせてあげる事が必要です。
ピンと張った状態だと、レバーを回した時に鎖が思いっきり引っ張られてしまい、留め具などに負担がかかります。
一方、余裕を持たせすぎると、レバーを操作してもゴム玉がしっかりと持ち上がらず正常に流せなくなります。
ピンと張った状態から、ほんの少しだけ余裕を持たせる必要がありますが、恐らく、その余裕がなかったのでしょうね…
トイレを流す度に、鎖に負担がかかり、留め具が少しずつ拡がってしまって、ゴム玉から鎖が外れてしまったのかと思われます。
当たり前の事なのですが、部品を交換したりした際は、交換の作業よりも、交換後に正常に取り付けできているかどうか、正常に稼働するかどうかのチェックをする事の方が大事です。
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