お風呂 の 蛇口 水漏れ 修理 |札幌市 中央区|入居者様のご都合に合わせて訪問します!
今回は、いつもご依頼を頂いている管理会社さまからの案件、賃貸マンションのお風呂場にて起きた水漏れトラブルについて、シャワー付き混合水栓本体の交換事例をご紹介します。
お風呂 の 蛇口 水漏れ 修理
今回の水漏れトラブルは、賃貸マンションにお住いの方のお風呂場にて、蛇口を閉めてもシャワーからポタポタと水が垂れて一日中止まらないという症状で水道代にも影響が出そうで心配!という状況のようでした。
管理会社さまからご連絡を頂いた際、訪問先の住所と入居者さまの連絡先をお聞きしましたので、入居者さまへ直接電話で連絡をし、ご希望の訪問日時をお伺いしました。
入居者さまは、お仕事の関係で日曜日しか立ち会うことができないとのことで、次の日曜日にお伺いする形でご予約とさせて頂きました。
賃貸物件で修繕が必要な場合
ところで、賃貸物件にお住いの皆さんは、お部屋のことでトラブルが起きた際、どうされていますでしょうか?
・ご自分で修理して解決される方
・ご自分で業者を探して依頼される方
・大家さんもしくは管理会社へ相談される方
と様々な方がいらっしゃると思いますが、多くの方は大家さんもしくは管理会社へまず相談されるのではないでしょうか。
慌ててインターネットで調べて私たちにご相談される方もたまにいらっしゃいますが、特別な事情がないようであれば、当店では大家さんや管理会社への連絡をご案内するようにしています。
賃貸物件の場合、そのお部屋の実質の持ち主である大家さん(オーナーさん)、または、大家さんの代わりに物件管理をしておられる管理会社が必ず存在します。
入居時の契約によって取り決めがあったり、入居者の方の故意・過失でない限りは、物件の修繕の費用は大家さんが負担するケースが一般的です(トラブルの原因や規模にもよって異なりますが)。
従って、費用を負担される方とご依頼者が異なる場合、私たちはトラブルの状況を調べ、修理の方法や費用の見積りを作ってご依頼者へ伝え、私たちの説明を元にご依頼者は決裁者に状況を説明し、決裁者のご了承を頂けるまでは、勝手に作業を進めるわけにはいきません。
もし私たちの手元に修理に必要な材料があり、その場ですぐに修理が可能だったとしても、大家さんが忙しくてなかなか連絡がつかなかったりする場合は、後日、日時を改めて・・・ということもよく起こります。
そうなってしまうと、早く解決して欲しいと思っている入居者の方は、不便な日々を過ごさなければならなくなってしまいます・・・
今回の入居者さまも、管理会社へ水漏れの相談をされ、管理会社から当店に修理のご依頼を頂いたという経緯になりますが、私たちにいつもご依頼を下さっているこの管理会社さまは一味違います!
管理会社さまも一緒に!
入居者の方にご不便をかけないように、事前に大家さんとお話をして下さっている管理会社さまなのです。
大家さんからある程度修繕についての決裁権を任されていますので、大家さんの返事待ちをすることなく、短い時間でGOサインを出して頂けます。
入居者さま宅への訪問日時が決まったことを管理会社さまにお伝えすると、その日は一緒に立ち会って頂けるということでした!
日曜日はその管理会社さまの定休日なのに・・・すごいです!
入居者さまのご都合に合わせて一緒にお伺いして、一緒に状況を見て、その場ですぐにご決断頂けるのですから、入居者さまにとっては最高の管理会社さまですね。
水漏れ原因の調査と修理
さて、管理会社さまと一緒に入居者さまにご挨拶して、トラブル現場へ到着しました。
TOTO製のだいぶ年数の経過したシャワー付きの混合水栓ですね。
右側のハンドルで水とお湯の温度を調節、手前のハンドルでカラン・止水・シャワーの切り替えをする蛇口です。
手前のハンドルを「止」にしてもシャワーからポタリポタリと水が垂れていて、水がもったいないし、床に水が垂れる音が気になってしまって夜ゆっくり眠れなかったそうで、浴槽にシャワーヘッドを入れていたそうですが、半日で浴槽から溢れてしまったというお話しでした。
修理の相談を受けてから、もうすでに4日は経過していましたので、浴槽8杯以上の水が余計に流れてしまった事でしょう・・・
眠れなかったのはご不憫ですが、アリー便利サービスは水道局指定工事店ですので、漏水箇所の修繕後に水道料金の減額申請をすることで水道料金の面ではお役に立てることでしょう!
今回の水漏れの原因は、カラン・止水・シャワーの切り替えを調節している切替バルブという部品の経年劣化と長年の使用によるもので、部品が擦り減り隙間が大きくなり、ハンドルをどこにしていてもシャワーから少しずつ漏れてしまうという状態でした。
切り替えバルブという部品を交換することで修理は可能なのですが、もうかれこれ20年近く前の蛇口ですので、さすがに修理部品は常備品としては持っておらず、メーカーから取り寄せる必要があります。
管理会社さまに状況をご説明すると、部品取り寄せはせずに、すぐに手配できる新しい蛇口に交換して、今日中に解決しましょう!とご提案が。
管理会社さまがご入居者さまに説明をして下さっている間に、一度下に降りて車から新しい蛇口を一つ取り出してお部屋に戻り、その場で蛇口の交換作業を開始しました。
お部屋全体の水を止めさせて頂いて、蛇口を解体撤去
車に常備していた新しい蛇口を取り付けて
シャワーフックも新しい物に付け替えて
20分ほどで作業完了です!
賃貸物件の修理では、私たちが訪問する際に、リアルタイムでGOサインを出して頂けるケースが最も早い解決につながるのですが、毎回このように立ち会って頂けるわけではありません。
管理会社さまによっては、訪問時に電話で状況説明をして、すぐにGOサインを出して頂ける事もあります。
一方、一度大家さんに確認を取るので返事が来るまでストップして下さい、もしくは元に戻して一旦現場を離脱して後日再訪問して下さい、という事もあります。
入居者の方に不便さを与えないように!というこの管理会社さまと、ある程度の決裁権を委ねておられる大家さんは素敵な方だなぁと思います。
日曜日しか修理に立ち会えないという入居者さまも、見るだけ見に来て、実際の解決はまた来週なのかと心配されていたそうですが、一回の訪問で問題が解決して、水道料金の減額申請もできるとあって、安心されたご様子でした。
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