屋外水抜栓 破損 して 水落しできない! | 江別市 元江別 | 部品交換にて修理しました!
今回は、築20年程の戸建住宅の屋外散水栓、水抜栓の操作レバーの破損トラブルについて、部品交換による修理の事例をご紹介します。
屋外水抜栓 破損 して 水落しできない! |江別市 元江別|
江別市のお客様から、屋外の水抜栓が壊れてしまった、水落しができないのでお困りだというご相談を頂きました。
古い水抜栓なので、まるごと交換しなければいけないのかどうかわからないけれど、一度見て欲しい、というお話しでした。
早速、お客様宅にお伺いして状況を見させて頂く事に…
こちらですね。
問題の水抜栓は、こちら。
樹脂製の操作レバー部分が割れてしまっていました。
実はこのトラブル、多いです。
この水抜栓はレバーの上げ下げにより、水落ししたり、通水したりするのですが、レバー根元の蝶番部分が樹脂で作られているので、経年の劣化により樹脂が脆くなると、いざレバーを動かそうとしたときにバキッと割れてしまうのです。
これでは水落しができない状態なので、この先、氷点下の時期には凍結してしまいます…
凍結が続くと最悪の場合、蛇口や立ち上がり管が破裂してしまうことも…
まだ10月ですのでまだまだ凍結の心配はありませんが、これを読んで頂いている皆さん、本格的な冬が来る前に一度、水抜栓を操作して、不具合や破損がないかどうかを確認しておいた方がいいですね。
なぜ早めが良いかというと、その日の内に修理はできなかったり、部品の入手に数日必要となってしまうことが多いからです。
レバーの破損トラブルはよくあることなのですが、様々なメーカーの、色々な種類と大きさの違いがある水抜栓の部品を全て取り揃えて準備しているわけではありませんので、お伺いして水抜栓のメーカーと型番を特定してからの注文となるケースが多いのです…
いよいよ氷点下の気温になって水落しをしようとした時に破損してしまって、水落しできない!年末年始でメーカーが休みで部品が手に入らない!といった状況にならないように、早めの確認が大事です!
水抜栓の型番特定
さて、お客様宅の水抜栓を詳しく見てみると、アスファルトに深く埋まってしまっていて、本来立ち上がっている部分に貼ってあるはず型番表記もメーカー表記も見当たりませんでした。
アルファベットのシールがいくつか確認できましたが、全て揃っている感じではありませんでした。
経年によりシールが剥がれてしまっていたり、文字が薄れてしまっていたりといったこともよくあることです。
修理をするためには、その製品の型番を正確に把握する必要がありますので、各種メーカーから販売されていた過去の製品を調べて、過去製品の画像と照らし合わせたり、直接メーカーに問い合わせをしたりして特定していきます。
水抜栓の型番が判明させたのち、その修理用の部品がまだ製造されているのかどうかを確認を取る必要がありますが、お伺いした日はあいにく3連休中前の夕方で各メーカーはお休みに入ってしまっていましたのでしたので、連休明けまで確認が取れない状況でした。
水圧に負けてレバー部分が吹っ飛んで水柱が立たないように、お客様には水抜栓の置かれている状況を絵に描いてご説明した上で、操作レバーやその周辺を動かさないようにお願いをして、後日対応とさせて頂きました。
修理部品の手配と交換修理
連休明けにメーカーに連絡が取り、詳細を確認することができました。
20年前の製品ですので、製造終了になってからだいぶ経ってしまっていて、同じ部品はもう製造していないとの回答でしたが、形状は異なるけれども代用品があるという事でしたので、大至急その部品を注文して取り寄せました。
数日後、注文した部品が届きましたので、再びお客様の元へお伺いしました。
初回の訪問日からだいぶお待ち頂きましたが、いよいよ修理開始です。
建物全体の水をメーターボックスにて止水して、水抜栓を分解していきます。
破損してしまったレバー部品を全て取り除き、新しいレバー部品をセットして組み立て戻すと
こうなりました。
確かに形状が異なりますが、写真左側に伸びている部分が操作レバーで、上方向にクルッと180度回転させると通水され、レバーを下に下げると水抜き状態になりますので、今までとは上下が逆になりますね。
このメーカーの水抜栓の操作レバー部分は、新しい部品も樹脂製でしたので、また割れないとよいのですが…
水抜栓は1m~1.6m程の長さがあり、地中深くまで埋まっています。
今回交換したレバーの頭から地表までは15cm程でしたので、土中には1m以上の本体が埋まっているという事になります。
本体を交換するとなると、水抜栓本体の一番底部分まで掘り出す必要があります。
今回のお客様宅のように、水抜栓周辺がアスファルトやモルタル埋設になっている場合は、アスファルトやモルタルを割って壊してから土を深くまで掘ることになります。
水抜栓と立ち上がり管の2本構造となっていますが、それらを1本にまとめた水栓柱というものもありますので、本体交換の際は1本にまとめてしまうお客様の方が多いですね。
今回は本体交換はせずに部品交換での修理をご紹介でした。
こちらもご覧ください
札幌 江別 の水漏れ つまり 水道トラブルは
アリー便利サービスにお任せください
ちょっとした困ったもご相談もお気軽にどうぞ
お問い合わせは → こちらから
アリー便利サービスは水道局指定工事店です