札幌市 手稲区 前田 キッチン 蛇口 水漏れ の修理
今回は戸建て住宅のキッチン、リフォーム後10年で起きた水漏れトラブルについて、少し大変でしたが台付混合水栓の修理事例をご紹介します。
札幌市 手稲区 前田 キッチン 蛇口 水漏れ の修理
手稲区のお客様から台所の床が濡れて困っているとお電話を頂いたのは土曜の午後でした。
どこから漏れているのか分からないけれど、キッチンマットが濡れてくるし、不安なのですぐに直して欲しいというご相談でした。
流し周辺の荷物を避難して頂くようにお願いをして、急いで駆けつけました。
水漏れの状況
お客様宅に到着し、詳しく見させて頂きました。
流しとは独立した台付の二つ穴のレバー式混合水栓が設置されていました。
台付と言うのは、文字通りカウンター等の「台」に「付いた」蛇口の事で、二つ穴と言うのは後に写真が出てきますが、蛇口の取り付け穴が二つあるタイプのことを言います。
今回は流し台の下から水がしみ出てくるという症状ですが、こういった場合考えられる可能性は3つあります。
①給水管や蛇口から水が漏れている
②排水が漏れている
③排水が詰まっていて溢れている
しみ出てきている水は透明で臭いもなかったため、今回は②や③の排水ではなく、①の給水管や蛇口からの水漏れではないかと感じました。
推測だけではいけませんので、消去法で可能性を潰すため、流しの収納内を照明で照らしながら排水の漏れや詰まりが無いかどうかを点検しましたが、やはり排水は問題ないようでした。
お客様にこれまでの状況をお聞きすると、水を使っていない時でもいつの間にか漏れてきているそうで、朝起きたら床に水溜まりができていたそうでした。
このお話しから、さらに①の可能性が高まったので、詳しく水漏れ箇所を探索しようとしたのですが…
調査するためには…
このキッチンの給水管や蛇口の下の部分は流し台の収納内ではなく、流し台の裏側にあります。
流し台によっては、裏側の点検や作業をするために、収納内のベニア板に窓のような点検口が設けてあり、簡単に取り外せる化粧板が点検口を塞いでいるのですが、この流し台にはありませんでした。
点検口がない状況で裏側を見るためには、流し台そのものを一度取り外すか、点検口を新しく開口するかの2通りになります。
しかし、この流し台はとっても丁寧に設置されたのか、台の隣同士の隙間や壁との隙間など全てにきっちりコーキング材が打ってありました。
10年程前にリフォームした際に、お客様が隙間が気になったそうで、指摘したら職人さんがきれいにコーキングを打ってくれたそうでした。
こうなっていると、取り外して裏側を見るためには、コーキング材全てにカッターで切り込みを入れ、台を外す必要があります。
また、台を元に戻す際には、全てのコーキング材をきれいに削ぎとって除去してからでないと、再度きれいにコーキング材を打てません。
文字で書くのは簡単ですが、実際に作業となるとある程度の時間を要するので、夕方近くから行うとすると終わるのが遅くなってしまいご迷惑になると思われましたので、お客様にご相談。
これは裏側を見るための作業時間であって、水漏れ修理の時間も考慮しなければいけません。
お客様と相談して、遅くなるのは避けたいということで、収納内に点検口を設ける方法で裏側を見ることになりました。
点検口を開口
収納内に水抜きの為のバルブが2つあるので、その裏側に水とお湯それぞれの管があるはずです。
バルブ周辺から腕や工具を入れて作業するのに十分な大きさの窓を切り開きました。
台の裏側はびしょ濡れ状態でしたので、バスタオルで拭き掃除しながら詳しく漏水箇所を調べていると、場所が判明しました。
水の給水管と蛇口の接続部分からツーっと一筋水が垂れていました!
これが床に溜まり、広がって、キッチンマットの方へ広がってお客様が気づいたということですね。
お客様にも確認して頂くと、「ここかー!分からないわけだ!」とご納得されていました。
これは簡単に見る事ができない場所の配管ですので、発見が遅れがちですね。
水漏れの修理開始!
蛇口との接続部分を一度外して、接続し直す必要があります。
点検口から手を入れて接続部分を外そうと格闘するも、蛇口の近くにガス管が横に配管されており、腕も手も指もギリギリの状況…
やはり台を移動すべきだったかと考えがよぎりましたが、狭い所でもアプローチできる工具を駆使して接続部分を外しました!
写真で上の方に見える金色に光って見える部分が蛇口、立ち上がっている蛇腹の管が水の給水管です。
横に走っている灰色のガス管と木がもう…絶妙なお邪魔具合でしたね。
問題の箇所が外れたので、もう少しですよーとお客様とお話ししていると、「大変そうな所悪いのだけど、この修理と同時に蛇口そのものも新しくできる?」とご相談がありました。
どうやら、今使っている蛇口も具合が悪いようで、リフォームから10年以上経つので、この機会に、との事でした。
2つ穴タイプの蛇口も常に車に準備はありますので、この作業と一緒に交換は可能でした。
念の為、常備している蛇口を車から出して来て、見て頂くと気に入って頂けましたので、そちらへ交換することになりました。
さらに上まで腕を入れ、蛇口の付け根部分のナットを取り外し…これをお湯側も繰り返し…
取れましたー!!
照明で照らしはしますが、直接目で見ると腕が入れられない場所なので、伸ばした手と指の感覚と工具の手応えだけで作業を進めて、時々腕を抜いて目で確認するといった作業です。
台にコーキングされていなければ、台を引き抜いた方がはるかに早いのでそうしていましたが、コーキング処理有りの流し台脱着作業に比べれば点検口からの作業の方が時間は短くて済みます。
体勢はキツいですけど、夕飯に間に合うようにしたい!という気持ちで体を動かします。
今までの様々な経験と、その時のお客様の状況から、どのような作業をしていくかをお客様とお話ししながら進めていきます。
なかなかお掃除できないステンレスの蛇口設置面も、サビてる部分は完全に取れませんが、汚れはきれいに掃除して、
新しい蛇口を設置。
また下に潜って、蛇口を固定し、水とお湯それぞれの管を接続して締め付けて、取り付けは完了です。
通水し、水漏れが無いことを確認して、点検口を塞ぐための板を準備。
車に真っ白な板しかなかったのですが、「人に見せる所じゃないから色が違っても全然問題ないよ」と暖かいお言葉を頂き、白い板で塞がせて頂きました。
ネジで6箇所止めただけなので、今後また裏側を見る必要が出た時は楽になるはずです。
週末でどこにお願いしたらいいかわからず、床も水溜まりになってパニックになったとおっしゃっていたお客様も、一安心できたようで、無事に水もお湯も通水できるようになって、水漏れも直って、夕飯にも間に合うし、ピカピカの蛇口になって、よかったー!と喜んで頂けたようでした。
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こういった突然のトラブルにも急いで駆けつけますので、お困りの時はお気軽にご相談下さいね。
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