札幌市 豊平区 西岡 水道凍結 解氷作業
今回は、戸建住宅の凍結修理について、お風呂と洗面台、キッチン、洗濯、全ての水とお湯が出ない状況の解氷作業についてご紹介します。
札幌市 豊平区 西岡 水道凍結 解氷作業
西岡のお客様から水もお湯も出ないので修理して欲しいとお電話を頂きました。
しかし、お電話を頂いた時には既に凍結修理のご予約が2件入っていて、終わり次第でのご案内になっていました。
お電話にて状況をお聞きすると、お風呂と洗面台、洗濯場、キッチンの水とお湯両方が出てこないそうで、唯一トイレは無事との事でした。
順番にお伺いしていますので、到着予定時間まで数時間、お部屋を暖めながらお待ち頂くことになりました。
凍結状況の点検
前のお客様の作業が完了し、ご連絡すると、まだ出てこないとの事でしたので、急いで駆けつけ、状況を詳しく調べさせて頂きました。
事前にお部屋を暖めて頂いたおかげで、室内の露出配管部分はパイプが温かくなっていました。
お待ち頂いている間に、お風呂と洗面台、洗濯の蛇口の水だけ勢いよく出るようになっていました。
しかし、全ての蛇口からお湯は出ず、キッチンは水もお湯も両方とも出ていませんでした。
洗濯機の裏に水抜栓があり、床下から立ち上がった給水管は洗濯機に分岐し、残りは壁の中へ向かっていました。
壁の中からは、天井裏を通ってお風呂やボイラー、キッチンへと配管されているようでした。
ボイラー周りは露出配管で、水とお湯のパイプを直接目視できました。
凍結解氷の作業をするにあたり、一番大事な事は、どこが凍結しているか、どこが凍結していないかを調べることです。
水とお湯のそれぞれの配管経路を把握して、水が出る所、出ていない所から凍結範囲を絞っていきます。
今回の場合、洗面台、洗濯場、お風呂の水のみ出ているということから、水抜栓から立ち上がった給水管は凍っていないということになります。
恐らく、天井裏でキッチンとボイラーへ向う水が凍結し、その結果お湯全てとキッチンの水が出ていない状況だと考えられました。
パイプは水お湯共に銅管が使用されていましたので、電気解氷機を用いた天井裏配管の解氷作業をする内容でご説明しました。
電気解氷機とは
写真にある2つのクリップでパイプを掴み、クリップとクリップで挟まれた間の範囲に電気を流れてパイプが熱せられ、凍結した水を溶かす機械です。
今回は天井裏で凍っていますので、天井裏に入る前のパイプと、天井裏から降りて来たパイプをそれぞれクリップで掴めば、直接触れない天井裏の配管を熱することができます。
注意点としては、銅管は非常に熱伝導性があるため、長時間電気をかけると非常に高温になり、火災の原因になります。
見えない範囲のパイプに通電する場合は、パイプに接する木材、保温材、支持金具などが発火の原因となるため、数分電気を通してはストップして間をあけるというやり方で溶かしていきます。
今回は1分の通電を間をあけて3回行った所で水が勢いよく出るようになりました!
水は出ましたが…
しかし、水は勢いよく出たものの、お湯はまだ出きませんでした。
水の配管の凍結は溶けましたが、お湯が出てこないという事は、ボイラーまでは水が来ているけれど、ボイラーからスタートしたお湯の配管のどこかでまだ凍結した部分があり、お湯が蛇口から出てこないということになります。
ボイラー周辺の露出配管部分は温かいので、水と同様に天井裏で凍結していると考えられました。
ボイラーから一番遠い洗濯場のお湯の蛇口と
ボイラーからスタートしたばかりのお湯の配管でクリップして
通電すると、こちらは1分の通電2回で溶け、それぞれの蛇口から勢いよくお湯が出るようになりました!
今回のように、室内を事前に暖めて頂いていれば、室内部分の配管を解氷する必要がありませんので、作業時間も料金も少なくて済みます。
もし水道が凍結してしまった場合は、ご予約頂くのも大事でが、まずはお部屋を暖めて様子を見られるとよいです。
場合によっては私たちが到着する前に、溶けて水が出るようになる事もあります。
水が出るようになって、その他に問題がないようであれば、ご予約キャンセルのご連絡も忘れずにして頂ければ幸いです。
ご自分で暖めても溶けないようであれば、私たちにお任せ下さい!
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