札幌市 豊平区 月寒東 トイレの水漏れ修理
今回は、店舗内のトイレで起きた水漏れについて、部品交換修理の事例をご紹介します。
札幌市 豊平区 月寒東 トイレの水漏れ修理
札幌市のお客様からトイレの水漏れ修理についてご依頼を頂きました。
土曜日で他のお客様のご予約入っていた日でしたが、直前に完了した所でしたので、その後すぐに対応させて頂きました。
店舗の大家様だったようで、1階部分の店舗内のトイレにご案内頂きました。
壁にタンクが設置されている隅付タイプのトイレですね。
便器の中にずーっと水が少しずつ垂れてきてしまうようで、店舗の方から修理をお願いされていたようでした。
一旦止水をし、タンクのフタを外しても中を確認すると…
タンク内の水が溜まりすぎて溢れてしまっていました。
タンク中央にクリーム色のパイプが水面まで伸びていますが、サイフォン管のパイプでオーバーフローの役割をしています。
このパイプがなければ、水位が上がるとタンクの壁を越えて床に直接垂れてしまうので大変です。
そうならないように、パイプの中から便器へと水を逃がしています。
もちろんこの状態は正常ではありません。
パイプの上端から2cm程下に線が引いてあり、水位の設定はこの線に合わせてしてあったはずです。
この線まで水が溜まったら、水道からの水の補充を止める役割をしているのが、左側にあるボールタップという部品です。
浮き球が付いていて、浮き球が下がると水を補充し、浮き球が水に浮いて上がると補充を止めるという仕組みです。
浮き球が変な角度になってしまっていますし、一番上まで上がっても水が止まらなくなってしまっていました。
単に起きている水漏れを修理するには、かなりの使用年数で劣化してしまっているボールタップを新しい物に交換してあげれば解決です。
別の問題を発見!
しかし、別の問題も見つけてしまいました。
タンクの内側に貼ってある発泡スチロール製の防露材が膨らんでしまっていました。
指で押すと中に水が溜まっているようでした。
タンクの中に冷たい水があり、部屋の気温が暖かいと、その温度差により、陶器の表面に結露が生じます。
下の写真は結露の例として、夏の公衆トイレの写真です。
こんな感じで給水管も陶器も汗をかきます。
防露材は断熱材としてタンクの内側に貼り付けてあります。
中に水が入ってしまっているということは、断熱性はなくなっており、冬や夏など気温差が大きい季節には結露でタンク周辺が濡れ、垂れた水滴で床や壁も塗れてしまうはずです。
また、内側の膨らみにより他の部品の動きを邪魔してしまい、水を流せなかったり、水が止まらないといった不具合を生じさせる可能性が高いです。
ちなみに、防露材はタンクに接着されているものですので、防露材だけ交換するという方法はされず、ほとんどはタンクを新しいものに交換する方法がとられています。
タンクを新しくすると、流れる水量が現在のものよりも少なくなりますので、必然的に便器も少ない水量に対応した便器に交換が必要となります。
つまり、タンクと便器はセットで交換ということになります。
どこまで修理するか…
今の所、そこまでの不具合は出ていないようでしたが、今後起こる可能性は非常に高いので、注意して頂く事を伝え、便器の交換工事も視野に入れているようですが、ひとまず今回は部品の交換修理をして延命処置とすることになりました。
金額を抑えたいとのことでしたので、TOTO製の純正品ではなく、汎用品のボールタップにて交換をしました。
丸い浮き球はなく、緑色のカップが水に浮く形になっています。
フタを戻して、水漏れ修理は完了しました。
大家様の住居部分のトイレは、以前隅付タイプのトイレから、タンクが便器の上に設置される密結タイプのトイレに交換されたそうでした。
隅付タイプは最近では新築の建物ではあまり使用されなくなりましたが、既存設置としてはまだまだ多いです。和式のトイレも隅付タンクですね。
タンクという便器を繋いでいる洗浄管というパイプもトラブルの多い箇所です。
掴んでしまう人が多いのでしょうか、よく水漏れが起きます。
便器を交換する際はこだわりがないのであれば密結タイプをおすすめしています。
トイレのリフォームももちろん承りますので、お気軽にご相談下さい🌟
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